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歯列不正の予防

当院では小児の定期検診は中学生になるまで6か月に1回の受診をお勧めしています。

厚生労働省の調査によると、むし歯(治療済みを含む)を持つ子どもの割合は昭和62年に6歳だった子どもが91%だったのに対し、平成23年には42%と激減しています、これは親御さんの歯に対する意識の向上が一番大きな理由だと考えられています。

ただそれだけではまだ安心できません、定期検診では「歯並び」と「咬合(かみ合わせ)」も注意して観察します。「歯並び」と「咬合」言い換えると「審美」と「機能」、この二つはお子さんの大切な人生に大きな影響を与えるものですから、不正咬合の原因となるものは早期に取り除く必要があると考えています。

 

歯並び 咬合 かみ合わせ

5番(第2小臼歯)が挟まれて出てくることができません

歯並び 咬合 かみ合わせ

両隣の歯にブラケットをつけてスペースを広げていきます

歯並び 咬合 かみ合わせ

コイルの力で広げています

歯並び 咬合 かみ合わせ

スペースが広がってくると挟まっていた5番が自然に出てきます

歯並び 咬合 かみ合わせ

ゴムの力で引っ張ります

歯並び 咬合 かみ合わせ

向きや位置を修正していきます

歯並び 咬合 かみ合わせ

きれいにそろいました、良好な審美と機能が獲得されたと思います、審美と機能の調和を目指すことが当院のモットーです。