虫歯を放置しておくと
小さな虫歯に見えて実はとても大きい虫歯というケースがよくあります
痛みもなく穴も開いてなければ、一般の方は虫歯になっているとは思わないでしょう
ケース1は最近、歯と歯の間に物が詰まりやすいということで来院された症例、ケース2は会社の検診で虫歯と指摘されたが痛みがないのでそのままにしていた症例です。どちらも特に痛みの症状はありません。
ケース1
ケース2
歯の表面はエナメル質という硬い組織で覆われているので入口は狭いのですが、中は象牙質という比較的柔らかい組織でできているため、虫歯は中で大きく広がるという特徴があります
このため自覚症状がない場合、発見が遅れると多くの歯質を失うことになります
通常虫歯になると冷たいものがしみるなどの自覚症状が出ますが、ゆっくり進行している場合はあまり痛みがでないようです、ですから定期的に検診を受けることが早期発見早期治療の最善の方法となります
歯は一度失うと決して元通りには戻りませんので大切にしてください。