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MTMで欠損治療 その1

歯が失われた場合の治療方法には種々あります(ブリッジ、入れ歯、インプラント、移植、MTMなど)、その中でMTMとはMinor Tooth Movement(歯の小矯正)のことを言います。
MTMの最大の利点はインプラントやブリッジなど人工的な材料を使わずに、移植のような外科的な侵襲を加えることなく欠損治療を完了することができるということです、これは長期的な安定性において圧倒的に有利だと言えます。

 

 

MTM

術前の状態(6番が欠損、8番が半埋伏)

 

 

MTM

矯正装置を装着します

 

 

MTM

徐々に7番が移動します

 

 

MTM

後方から8番(親知らず)が萌出してきます

 

 

MTM

移動が完了し欠損は完全になくなりました

 

今回は7番を6番の位置に移動させると同時に、8番を7番の位置にうまく萌出させることが出来ました、口腔内の状況を正確に判断し治療計画を患者さんに提案することがとても大切なことだと思います。