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最近、院内勉強会でこちらの本を歯科衛生士と読んでテーマごとにディスカッションしています。この本はすべて歯科衛生士の方が執筆されていて、歯科医師の視点とは違った歯科医と患者さんの間に立つ歯科衛生士ならではの視点で書かれており、私にとってもすごく考えさせられる内容となっていて勉強になります。

さてモチベーションとは何かというと『動機づけ』のこと。つまり患者さんが歯の健康を保つために毎日正しく歯ブラシをして、定期的に歯科検診を受けることの重要性を認識してもらうことです。これが出来れば我々歯科医師の目標は、ほぼ達成したといっても過言ではありません、しかしこれがとても難しい。

予防歯科の重要性を必死に説明したところで、そういった習慣のない人にとっては「忙しい」「時間がない」「そんな暇はない」「やっているんだけど」などなど、、人の行動や習慣を変えるというのは容易なことではありません、だから勉強して、観察して、行動して、反省しての繰り返しになるんです、ただうまくいった時の喜びはひとしおです。