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スクリュー固定式インプラント上部構造

昨今インプラントの上部構造の固定法としてスクリュー(ねじ)による固定が主流となりつつあります。

私がインプラント治療を初めた当時主流だったセメント合着による固定法をこれまで採用してきましたが、時代の変化に合わせるべく現在はほぼすべての症例でスクリュー固定法を選択しています。

慣れ親しんだやり方を変えるというはなかなか難しく、頭では分っていても長く経験してきた方法はやはり安心感があります、しかし今まで培ってきたノウハウを捨て、新たなことにチャレンジするのはエネルギーも使いますが達成感もあります。

下の症例は勤務医時代に同じ医療法人に在籍していた先生からご紹介いただいた患者さんです、審美的にも十分満足のいくかたちとなり、僅かにですが自分の技術も前進したかと思います。

 

 

スクリューリテイン

下顎右側6番7番欠損。

 

 

スクリュー固定式インプラント

6番部にインプラント埋入を計画。

 

 

スクリュー固定式インプラント

予定した位置に正確にインプラントを埋入。

 

 

スクリューリテイン

インプラントが骨と結合後、2次オペを行い粘膜が治癒したところです、中に見えるのがインプラント本体。

 

 

スクリューリテイン

ジルコニアによる上部構造をスクリュー固定します、上部に見える穴からネジを締めます。

 

 

スクリュー固定式インプラント

上部構造装着後のX線写真、適合も良好で上顎7番とも咬合しています。