BLOGブログ

エクストルージョン(歯根挺出)3

エクストルージョン(extrusion)=歯根廷出(しこんていしゅつ)とは
歯を矯正的に引っ張り出す治療を言います。

 

(case1術前)
通常のエクストルージョンではワイヤーとゴムが表から見えてしまいます

 

 

(case1術後)
これだと見た目が悪いので

 

 

(case2術前)
表から見えるところはレジンで隠します

 

 

(case2術中)
こうすればエクストルージョンしている所は見えません

 

 

(case2術後)
徐々に歯根が上がってきます

 

 

歯茎より下に虫歯があったり、歯が割れていたりする場合に
歯を引っ張り出して、補綴物と歯の接合面「(マージン)を歯肉縁上に出すことにより
精密な印象採取を行ったり、抵抗力の強い歯周組織を作ったりすることが可能となり
結果としてその歯の予後が良くなることが期待できます。
また、フェルール効果を獲得することにより補綴物の脱離や歯根破折の防止にもなります。
 

 

 

関連記事:
エクストルージョン(歯根挺出)1
エクストルージョン(歯根挺出)2