BLOGブログ

下の写真のように下顎の大臼歯が舌側に倒れこんでいると、上顎の大臼歯と正常に噛みあうことができず、隣在歯に過度の咬合圧が加わり、負担が大きくなり過ぎてしまうケースがあります
この場合、傾斜した歯を正常な位置に戻し、すべての歯に均等な力が加わるようにすることが重要となります。

舌側傾斜した大臼歯を頬側へ引っ張ります

歯が頬側へ移動し、綺麗に並びました

 
往来の歯をアンカー（固定源）にする方法だと、どうしても歯牙が挺出してしまうというのがネックでした、アンカースクリュー（インプラント）を用いた方法だと圧下力と側方力を同時に与えることができるので、私のような一般歯科医でも簡単に行うことができます。