混合歯列期はとても大事
混合歯列期とは乳歯と永久歯が生え変わりのために混在している状態の時期で、おおよそ6歳から11歳頃がこれにあたります
この時期に成長発育状態をしっかり観察しながら、場合によってはMTMやT4Kを使いながら理想的な咬合へ発育誘導していくことがとても大事だと考えます。

7歳(乳歯列期、前歯部に若干の反対咬合が見られます)

8歳(永久歯が萌出、反対咬合となり上顎の発育阻害因子となります)

9歳(MTMによって上顎前歯を前に出します)

10歳(上下の顎間関係を正常に維持するためにT4Kを装着します)

11歳(側方歯群が生え変わり、咬合が変化しやすい時期なので注意です)

13歳(永久歯がすべて生えそろい、理想的な咬合が確立されました)
骨格は遺伝的な要素にも大きく依存します
幸いお父様も当院に来院されていたので、下顎前突の傾向が強い事は前もって把握できていました。よって細心の注意を払いながら理想的な咬合誘導が出来たと思います。
しかしそれ以上に6年間、半年に1度の定期検診の受診に協力していただいた親御さんの功績が最も大きかったと思います。