船の科学館
23日の勤労感謝の日は次男と一緒にお台場の「船の科学館」に行ってきました。
こちらの施設に訪れるのは初めてでしたが、1974年開館と意外に歴史があることに驚きです。
「宗谷」といえば映画「南極物語」に出てくる船という知識しかありませんでしたが、実はとても長い歴史があるそうで、1938年に貨物船として作られた宗谷は1940年海軍に買い上げられて特務艦として数々の戦火をくぐり抜けます。
終戦直後は引揚船として復員任務に従事、その後は海上保安庁灯台補給船として各地を巡り、そして1956年から南極観測船として活躍、1963年から1978年までは巡視船として各地で活動、退役するまで過酷な環境で40年も働き続けます。
退役してからさらに40年経っても、こうして現存しているのは「宗谷」が多くの人々から愛され、大切にされてきたからだと思います、まさに奇跡の船ですね。 ぜひ長く保存していただけるようにとわずかですが募金に協力させていただきました。